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さぶかるちゃーにっき にしき・ネスト オブ ネルド
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「昨日から一旦ハルカ中止」
「アリーナ動画の制作ですか?」
「いや、昨日今日で次のトップ絵描いてた」
「ああ、もうそんな時期でしたね」
「今回はなんか知らんが、かなりペンタブのノリが良い。昨日から描き始めて、もう色塗りの影入れに入った」
「明日にはアップできそうですか」
「ああ、明日には・・・というか、今夜遅くには46000超えるだろうから、明日の晩には更新だろうな。・・・ふう、ちょっと息抜きにハルカやるか」
「ちょっ!?」
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「早速ハルカのOPフルをゲットして会社で一日中ヘビーローテーション」
「ちょ!?・・・ってか、音楽聴けるような環境なんですか、職場・・・」
「ああ、冷房効いた部屋で菓子も飲み物も好きに飲み食いしつつイヤホンで音楽聴きながら仕事してる」
「か、快適ですねぇ・・・てかそれ職場なんですか?」
「職場だとも。トイレ休憩も好きに取っていいしな。ずっと立ちっぱなしで喉もカラカラ、トイレ行きたくても状況によっては我慢強制で常に声を出さなければならなかったコンビニバイト時代とは真逆の快適環境だ」
「てか、なんで今更そんな事を・・・もう入社して随分たつのに」
「や、そういえばまだ自慢してなかったなと」
「おい」
「まずい、ハルカに没頭してしまってる」
「えーっと、まだそのハルカってのが何なのか把握できてないんですけど」
「むぅ」



「超昂閃忍ハルカ。これがそうだ」
「ああ・・・・・・ってっ!?いつぞやのSHUFFLE!に続いてまたですか!?」
「うむ、俺がゲーム会社に入って初めて買った、記念すべき1作目だ」
「・・・・・・それってどうなんですか。てか、アリーナ関係はちゃんと進めてるんですか?」
「おおっ、ここでナリカも閃忍化か」
「聞け」
「はい」
「ついさっきまでNHKの歌番組見てた」
「お、なんか珍しいですね」
「水樹奈々がゲスト出演してたらか」
「・・・なんか本当にメディア露出活発ですね、水樹奈々さん」
「ああ、番組ナレーションもしてたし、GIRL NEXT DOORとかGacktと同じ扱いでトーク&新アルバム収録の『悦楽カメリア』をステージで熱唱。Mステなんかより豪華ででかいステージだった・・・」
「すごいですねぇ」
「で、水樹奈々の出番が終わった後、京都テレビでやってる『アニソンカフェ ゆめが丘』を初視聴。また白石稔がテレビに出てた」
「そっちもよく出ますね・・・」



「で、今日はずっと塗装に終始してたわけだ」
「おお・・・って、なぜにガンギャラド?」
「塗装のテストにな。翼のフレームに着色してみた」
「本当だ。黒くなってますね」
「ブラックをベースに吹いた後、ガンメタルを軽く乗せてみた」
「ああ、この間言ってた重ね吹きですか。どうでしたか?」
「これなら文句無い。まさに俺が想像していたとおりの色合いだ。このレシピでフォルティスの塗装も進行中だ」
「写真はないんですか?」
「あー・・・途中でブラックが尽きてしまってな。時間の関係もあって、すんごく中途半端なところで止まってる」



「まあ、顔だけでも」
「うお、なんか本当に真っ黒じゃないですか!?いいんですかこれ?」
「いや、これはちょっといただけない。ガンメタルがちょっと少なすぎたかな。ツヤ出しで仕上げたブラックキャノピーは良い感じだが、来週もう一度ガンメタルを重ねてみよう。そして、ここで一つ宣誓」
「お?」
「来週の日曜日、フォルティスを完成させる」
「・・・言っちゃいましたね」
「言っちゃいましたとも」
「いやあ、久しぶりの日本橋は楽しかった。やはり色々な店で買って回るのは気分が良いな」
「よかったですねー。で、『ハルカ』というのは買えたんですか?」
「ん?ああ、まあな。・・・なんでわざわざ聞く?」
「え?いや、あなたいつも買ってきたもの写真で見せてるから・・・え、何か変な事言ってます?」
「いや、べつに・・・それより、これだこれ」



「うわ、びっくりした・・・何いきなりきわどい写真を」
「日本橋に行った大きな目的の一つ、セレナを再現するためのベースとなるフィギュアだ。体のラインが綺麗に出てて、ある程度のサイズがあるフィギュアは中々なかったが、これは実にちょうど良い。ちなみに元はパチンコキャラの『Rio』だ」
「ああ、なるほど」
「ポーズが前かがみなのが残念だが、バラした状態で売ってたから確認しようが無かった・・・まあ、許容範囲内だが」
「これにパテ盛って成型してセレナさんのパイロットスーツを再現するわけですか」
「そういうことだ」
「・・・ところで、奥に転がってるRioさんの顔がこっち見てますよ」
「うお、気味悪いな」
「いや撮ったのあなたですよ」
「奇跡だ。昨日の嘆きが天に届いたのか、土日共に雨は降らないようだ」
「ああ、良かったですね」
「というわけで明日は早速日本橋に行ってくる」
「いってらっしゃい。・・・随分と久しぶりなんじゃないですか?」
「そうだな。・・・え、何気に会社勤めが始まって初めてじゃないか?今回」
「・・・あー、確かに」
「うわ、なんかそう思うと余計に楽しみになってきた。自転車で遠出するのも3ヶ月ぶりぐらいだし、途中までの道のりは学校までと同じだし・・・やばい、自転車こいでて懐かしさの余り泣いてしまいそうだ」
「どんだけ!?」
「ど・・・土曜日は雨、だと・・・?」
「せっかくのお休みなのに残念ですね」
「むうう・・・今週は塗装と日本橋遠征があるから、土日ともに快晴なのが大前提だったというのに・・・」
「まあ、どうしようもないですね」
「仕方ない、土曜日はフォルティスの表面仕上げとパーツ洗浄の徹底と、尻尾のディテールアップに費やそう。時間が余ればアリーナ動画にも着手ということで、日曜に日本橋だ」
「・・・あなたって本当に忙しいですよね、主に趣味で」
「悪いことではなかろう」

「ちなみに、今の尻尾はこんな感じだ」
「まさにフューラーのスラスターまんまですね」
「そのままだとディテールが左右非対称になるからニコイチして、中にBJPMを仕込んでダブルボールジョイント化。さすがにこれだけだと寂しいから、適度にパーツを貼り付けて情報量アップを狙う」
「なるほど」
「ヨドバシで水樹奈々の新アルバム確保。今まさに聴いてる最中だ」
「早速買ってきましたか」
「最近はネットでもラジオでも情報収集してなかったから、聞く曲全てが新鮮だったなー。特に神曲ってのは無かったが、全体的にいい感じだった。何度か聞くうちに耳に馴染みそうだ」
「いわゆるスルメ曲ですか」
「まあ、3分の1は再録だしな。DVDも近いうちに観ねば」
「もしかしたら、次に時間空いた時に組むのはホワイト・グリントになるかもしれん」
「え、ジェノブレイカーとかシュバルツセイバーは?」
「とりあえず保留で・・・いや実は、オカンが気に入ってしまってな。早く作れとせがまれてな」
「・・・え、ホワイト・グリントをですか?お母さんが?」
「ああ、なんか『これなら部屋に飾っておきたい!』とまで言っている」
「・・・なんというか、相変わらず話題に上がるたびに武勇伝を打ち立てますね、お母さん・・・」
「何気にライガーゼロも大好きだし、もしかしたらオカンは『白いメカ』が好きなのかも知れんな」
「ていうか『好きなメカ』って概念がある時点で・・・やっぱりすごいお母さんですね、色々と」
「ああ、あんな45歳そうそういまい。妹ともこの間、ハガレン新作のキャスト改変について語ってたし」
「うはぁ・・・」
「今日は何か作業する気が起きん」
「週明け早々だれてますね・・・」
「ん、というか」



「今日はこの収穫にウハウハなわけだ」
「おお?これは・・・アーマードコアですか?」
「そう、その新作ホワイト・グリント。実は発売が報じられた当初から狙っていたものだ」
「あなたAC知ってる人でしたっけ?」
「いや、殆ど知らん。ただ大半の人もそうだと思うが、あの『HAL』のCM見て格好良いと思ってたし、学生時代にちょっとした縁があってな」
「縁ですか」
「専門学校の授業の一環として、3DSMAXの新バージョンお披露目講演会みたいなのにクラスで参加してな。で3DSMAXの実用例としてフロムソフトウェアのCGデザイナーさんがゲストとして参加してて、CMにも使われてた『あの』ムービーのメイキングやら制作秘話やらを語ってくれたんだよな。で、その間中これでもかと動き回るホワイト・グリントを見せ付けられてたわけだ。そりゃ多少は愛着も沸くものだ」
「は、はあ・・・なんか分からない単語が続々と」
「まあ、分かる人だけ分かってくれ」
「それブログとしてどうなんですか」
「ちなみにこれがその映像な」


「しかしまあ、組み立てるのはいつになるやら」
「ですねー」

「ベースはこれで完成かな」
「おお、ついに『完成』の文字が出始めましたか。・・・ってあれ?なんか尻尾の形が変わってません?」
「ああ、以前から気になっていたんだが、どうも今までの尾は太すぎ長すぎな印象があったから思い切って根こそぎ変えてみた。使ったのはバーサークフューラーのスラスターだ」
「なるほど」
「あとはその尾の付け根のパテを整形して、工作は完了だな」
「おお・・・ついに塗装ですか」
「ああ、塗装練習2号機に色を乗せてみて、それで良さげならそのままコイツの塗装に移ろうと思う」
「ようやく終わりが見えてきましたねー」
「何気に足掛け3年以上掛かってるからな」
グランドカタストロフ以降、キングライガーが地上最速の機体であると知った共和国軍は、この俊足をさらに生かすべく、夜間偵察や奇襲に対応する改修を施した。レーダー波を吸収する塗料で全身を染めたダークブルーのキングライガーは、司令部の目算どおりの戦果をあげ、夜間戦闘における帰還率100パーセントという華々しい記録を打ち立てた。

「みたいな」
「また唐突ですね・・・これ、この間のスプレーで塗装したんですか?」
「ああ、塗装の練習と色合いの確認も兼ねてな。フォルティスがこんな感じの色味になるということだ」
「この色でいけそうですか?」
「青はまあ、これでいいだろ。最初予想以上にメタリックがきつかったが、半ツヤのトップコート吹いたら落ち着いたし。・・・ただ、このガンメタルってのはもうちょっとキツイ黒が俺のイメージなんだがなぁ・・・黒を吹いた上に薄く重ねればそれっぽくなるだろうか」
「どうなんでしょうね」
「そしてそれ以上に問題なのが、俺の塗装スキルの無さだ。数年ぶりに缶スプレーなんて振ったが、下手すぎる」
「そうなんですか?割とそつなく塗れてるように見えますけど」
「塗りムラとかは無いがな。スプレーがちょっと遠すぎたせいか、かなり下向きに噴霧したせいか、表面がザラザラ・・・。これはもう一度くらい練習しないと、とても本番には臨めない」
「あー・・・まあ、練習するに越したことはないですけどね。次は何を塗るんですか?」
「何にしようか・・・ちょっと探してみるか」

「作業机の現状」
「うっわ、汚っ・・・。あー、所々にフォルティスと思しきパーツが点々と」
「ついさっきまでヤスリがけの作業してたからな。あ、そうそう、明日の予定だった日本橋の強行遠征は中止だ。当初の予定通り、来週の土日に行くことにする」
「ああ、そうなんですか。・・・昨日は随分と切迫した様子でしたけど」
「その件で焦る必要がないことが判明したからな。・・・まあ、これも何かの縁だし、結局買うことになりそうだがな」
「はあ・・・ってか、結局何の話なんですか?ハルカって・・・」
「超昂・・・」
「はい?」
「いや何でもない気にするな」
「『ハルカ』を買おうと強く心に誓った」
「・・・え?ハルカ?何の話ですか?」
「予定を前倒しして日本橋で探してくる。後で後悔しないためにも。もう時間が無い」
「・・・話が読めないんですけど・・・」
「少々手痛い額だが、いずれは手に入れようと思っていたものだ。これもちょうどいい機会だと思うことにしよう」
「なんなんですかもう・・・」

「そういえばここに載せるのを忘れていた。俺オリジナルのゾイド企業、グースヴィネストラーダ社のロゴだ」
「おお・・・なんか、スポーツチームのロゴマークみたいですね」
「否定は出来んがな。イニシャルのGとSを使って狼の横顔を描いているというのがポイントだ」
「あ、ほんとだ。鼻先から上あごにかけてと、下あごがGとSになってますね」
「これを専用のデカール用紙に印刷して、完成したフォルティスの肩にでもペタッといく予定。あとセレナのフィギュアに貼っても映えるだろうな」
「どっちもまだ現物が未完成ですけどね」
「・・・まあな」
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プロフィール
HN:
黒燈
年齢:
36
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性別:
男性
誕生日:
1988/03/10
職業:
3DCGアニメデザイナー見習い
趣味:
ご覧のとおり
自己紹介:
現在進行形でゾイドとなのはに人生の大半を捧げるヲタクリエイター見習いの日常が垣間見えたり見えなかったりなブログの2代目。
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