峠は越えた

「DVD全20枚、焼き込み完了ー」
「おおー」
「既に裏側に両面テープを貼り付けてあるから、後は冊子の巻末に貼り付けていくだけだ」
「ようやく全ての頒布物が揃ったわけですか」
「そうだな。後はノートPCに上映用のデータを移して、適当にポップでも作れば全作業完了だ」
「何だかんだで綺麗に終わりましたね」
「うむ。売り子も確保できたし、当日が楽しみだ」
「あ、売り子さん見つかったんですか」
「専門時代の友人で、ちょくちょくここにも書き込みしてる“ドコカノ”に手伝ってもらえる事になった」
「これで『売り子誰も来てくれなかった』とかだったら良いネタになったのに・・・」
「おーい」

メシ食えねぇ・・・

「グミ食べてたら思いっきり口の中ガリッと噛んでしまって、今そこが超巨大な口内炎と化してる。痛くて死にそう」
「うわ、それはキツイ」

配置完了

「食料買い出しも兼ねて、イベント当日のスペース設置用アイテムを揃えてきた」



「当日はこんな感じでディスプレイ予定。手前右側の冊子（パンフレット）は動画再生用ノートPCの代わり」
「おお、青サバシリーズが立ってる」
「これなら１スペでも何とか収まるだろう」
「今回はウィスタリアは持っていかないんですか？」
「ああ、毎回それなりの客寄せにはなってくれてるから、出来たら持って行きたいんだが・・・さすがに今回はスペースなさそう。それに動画で十分目立つだろうと」
「それもそうですね」



「ちなみに、青サバ用のスタンドのからくり。普通の金属製ブックエンドにマグネットを貼り付けてストッパーにしてある」
「おお、考えましたね」
「ちなみに展示するのは見本用の各１冊だけで、ストックは全部足元にまとめておく。これで結構スッキリした外観になってくれるはず」
「ここまで準備が整ってくると、いよいよって感じですね。・・・ところで、肝心の動画のほうは？」
「着実に効果音の密度が上がってきてる状態よ。明日１日つぎ込んで効果音組み込みを完了させ、金曜にDVDに焼き込みとポップの製作、んで土曜が当日の準備兼予備日、と。・・・完璧ではないか」
「ええ、まあそうですね」

順調に消化中

「効果音探しがどうも気乗りしない」
「ちょ、この期に及んで気乗りとか言ってる場合ですか」
「で、今日はDVDラベルの印刷とポストカードの作成を中心にやってた。ちゃんと音探しもしてるわ」



「DVDとポストカード表裏」
「ポストカードはさすがに味気ないですねぇ・・・」
「ボツ表紙を切り取っただけなんだから仕方ない。ちなみにこれは当然ながら無料配布。欲しい人だけテキトーに取っていってくれというスタンスで」
「まあ、そうでしょうね」
「しかし、表紙に無駄に両面印刷用紙を使っていた恩恵がこんな形で現れるとは・・・何がどう転ぶか分からんね、世の中」

オトノコト

「なんとか今日中に全カット書き出しが完了して、今は効果音を色々と漁りつつ組み込んでいってるところだ」
「計画通りですねー」
「手直ししたい所は山ほどあるが、それではいつまでたっても終わらんからな。・・・しかし、この効果音というのが意外とクセモノだ」
「というと？」
「なかなかイメージ通りの音が無い。爆発音とか射撃音とか」
「ていうかイメージ通りとか言って、要はアニメのゾイドみたいなって事でしょう？」
「・・・まあ、そうなんだがな。あと鳴き声。これをどうするかだなー。ヴェナトの時みたいに、色々な効果音をミックスして自作せねば」
「がんばれー」

大戦末期

「『胸焼けするほど甘ったるい物を食べたい発作』に襲われている」
「どんな発作ですか。てか現在進行形ですか」
「脳が糖分を欲しているのか・・・？もう夜中の０時半過ぎだが、キャラメル数個では追いつかず、冷蔵庫からアルフォート引っ張り出して貪り食ってるなう」
「こんな時間に・・・で、作業はどうなんですか？」
「今ついにラストカットの製作中だ。なんとか８月中に全カット書き出し完了できそうだ」
「それは良かった。もう１週間前ですしね」
「当日までの簡易スケジュール」

月曜　最終カット作成・書き出し
火曜　書き出し予備日・効果音探し
水曜　効果音探し・音合わせ
木曜　編集・完成・DVDへ焼き込み・DVDラベル印刷
金曜　ポストカード・POP他小物制作
土曜　予備日
日曜　イベント

「どうだ」
「まあ、コレ見ると順調ですけど・・・どうなることやら」
「んああ？」

まさかの単身！？

「だ、誰か『こみトレ』の売り子のヘルプやらんかえー！？」
「どうしたんですか」
「いや、今回同伴者が一人もいないんだよな・・・このままでは自分の買い物ができなくなるどころか、トイレに立つ事も難しく・・・」
「あらま」
「まあ、最悪の場合は同じくサークル参加してるむるに頼めば何とかなりそうだが・・・ここを見てる級友諸氏、名乗りを上げてくれる者はおらんか・・・？」
「地味に深刻な問題ですね」
「そうなんだよなー。ていうか、そもそも単身遠征で出展してる人とかってどうしてるんだろうな」
「さ、さあ・・・」

俺ガンガレ、超ガンガレ

「少しずつゴールが見えてきた感じだ」
「イベント当日も少しずつ迫ってきてますけどね」
「あと７カット・・・モーションデータの流用も出来るから、体感的にはもう少し少なくなるか。何とかなりそうだ」
「最後の踏ん張り時ですね」
「まあ、カットが書き上がっても編集と音合わせもせねばならんがな」

ポストカードも・・・

「うおっしー。新刊20部、製本完了ー」
「おお、完成しましたか」
「これで最悪、本だけは出展できる状況になったな」
「いやムービーも完成させましょうよ・・・」
「もちろん。今もレンダリングさせてる最中なんだが、予想より早く書き上がりそうでちょっと気分がいい」
「そうなんですか」
「さて、あとは全力でムービー作成か・・・あ、DVDラベルの印刷もしないと」
「まだまだ気は抜けませんねー」

修羅場の予感

「間違えて完成したデータに製作中の別のデータを上書きしてしまった・・・」
「ちょ！？なんてことを・・・」
「幸い動画としての書き出しは完了してたから、公開するムービー自体に実害はないんだが・・・ああ凹むわぁ」
「さらに言うと、今月あと５日で終わりますけど。イベント当日まであと10日ですけど」
「ああ、コンテを見直して構成を少し変えたから、なんとか『今月中に全カット書き出し完了』の目標を達成できそうだ」

パンツめくｒ（ｒｙ

「パソコンがもう一台欲しい・・・」
「また急にどうしたんですか」
「いや、そろそろ作業専用機とネット専用機を使い分けたいレベルだなと。ここ最近のレンダリングによる負荷をかんがみて」
「ああ、まあ言いたい事は分かりますけど、部屋の容量的にも金銭的にもそんな事言ってる場合じゃないでしょう」
「もちろん言ってみたかっただけの理想論だ」



「そして今日は！パソコンにレンダリングさせてる間に食料買い出し＆ヨドバシで買い物！ついにスバティアが揃ったぞ！」
「おお。何だかんだで好きですよね、この２人」
「ああ、初めて見たときは何だコイツらと思ったが、放送前のドラマCDでちょっと惹かれて、結局お気に入りになってたなー。で、今回のfigmaティアナ、状態も良くて当たりだった。右肩の関節がちょっと弱いのが気になるが許容できるレベルだし、最近の懸念だったスタンドとの接続もばっちり決まる。衣装デザインの恩恵もあって手足ともに可動もかなり良好だ。これはレンダリング中のひまひま時間(タイム)を利用してかなり遊べそうだ」
「暇なんてあるんですか」
「テストレンダリングとかでほんの数分待たなければならん時とかも地味に多いんだよ。・・・ところで、ヨドバシではブレードライガーミラージュが、今まで見たことも無いほど大量に積まれてたぞ」
「ああそういえば。そっちは買わなかったんですか」
「もうブレードライガーはおなかいっぱいなんだよう・・・」

リユース

「スペルミスの発覚によりただのゴミと化した旧表紙なんだが・・・さすがにこのまま捨ててしまうのも勿体無いから、再利用しようと思うんだが」
「ああ、それはいいですね。どう再利用するんですか？」
「絵の部分だけ切り取って、ポストカードにしてはどうだろうかと。裏面に切手とか郵便番号の枠とか印刷して」
「なるほど。悪くないんじゃないですか？需要があるかどうかは別として」
「・・・そうだな」

大好き 大好き 大好きをありがとう

「まさか『けいおん！！』で泣かされるとは思わなかった」
「あー、相変わらずアニメに関しては涙腺弱いんですね」
「いやもうね、日常系学園物で卒業ネタはダメだって。耐えられんて。『来年の新歓』『合宿』とかの辺りでキャラが泣くより先に俺が泣いたもん」
「どんだけー」

表明＆宣伝

「昨日の激重カットのレンダリングの続きをさせようと思ったら、１フレーム４時間とかいうさらに酷い状況になってた。これはさすがにお手上げだ」
「どうするんですか？」
「ちょっと爆煙の量を減らしてみた。そしたら１フレーム30分のペースで書き出し始めてくれた。これなら大丈夫だろう・・・ところで」
「お？」

http://zaod.o.oo7.jp/zaod/2010_osaka_tenjikai/2010_osaka_tenjikai.html

「今更ながら、これに出展参加表明。あれよあれよという間にギリギリになってしまった」
「ああ、去年東京であったゾイドの展示会ですか」
「フォルティスとウィスタリアを展示。さらにダインスレイヴやウィスタリア、ゴルゴドスのCGもプリントアウトして展示するのだ」
「おおー、楽しみですね」
「出展希望者は今月末までに応募すべし！と宣伝してみる。展示スペースには『まだ余裕がある』そうなので」

黒燈フル稼働

「レンダリング60フレームで58時間ってなんぞｗｗ桁おかしいｗｗｗパソコン焼け死ぬｗｗｗｗｗ」
「ムービー製作中ですか・・・大変そうですね」
「大変ですとも。で、この超ヘヴィ怪物カットは10フレームずつに分けて、毎晩俺が寝てる間にレンダリングさせる事にした。これならなんとかなるだろ」
「はー」



「で、レンダリングの間にコンテの続き描いたり、本誌の方の印刷したり、それらを折って製本したり・・・」
「おお、もう本文二つ折りにするところまで来ましたか」
「本文あと20枚、表紙あと３枚ってところでインク切れだ。寝る前にインク補充で手が汚れるのはきついから、今日はこの表紙だけ二つ折りにして寝る」
「忙しそうですねぇ。・・・これが仕事の話なら、格好もつくんですけどねぇ」
「う、うるせえ」