まあ、こんなもんでしょう

「ヨドバシで買ってきた」
「あ、あれ・・・？サイクスじゃないんですか？」
「残念だが売り切れだったようだ。エルテーミスやフレームアームズ新作、再販のセイバータイガーは山積みされてたのに・・・」
「まあでも最近の様子を見る限りでは、またすぐに再販されそうですけどね」
「来月末にはfigmaのティアナ買いに行くし、その時には日本橋まで足を伸ばしてみるかな」
「夏休み最中の日本橋に行くんですか・・・？」
「・・・そういう言い方されると行く気がなくなってくるから不思議だ」
「で、どうでしたかこれ、リボルテックブレードライガー」
「うむ。リボルテックを手にするのはエヴァ量産機に続く２体目だが、満足度は微妙・・・点数にすると73点ぐらい」
「極めて微妙ですね」
「なんつーか、俺が即コイツに食いつかなかった理由でもあるんだが、やっぱりリボルテックとゾイドの相性はあまり良くないと思う」
「ああ、あなたあんまりこれ買うのに積極的じゃなかったですもんね」
「そう。その理由として、無理にリボジョイント使う必要もないだろうということ。脚の付け根や足首なんかは十分に機能してるけど、ヒジとか武器とか口とか、一方向の可動軸で事足りる所にまでリボジョイント仕込んだせいで、あらぬ方向に曲がったりする。さらにこれもリボの特性だが、ほんの数度の微妙な角度付けが出来ない。そしてパーツ同士が干渉してる、今回で言うと首とかだが、『もうちょっとで『カチッ』といくのに、あと少しのところでそこまで曲がらず押し戻される』というのがすごく気になる。これではもはや無可動に等しい」
「辛口ですねぇ・・・っていうか、聴いてるとあなた、リボジョイント自体あんまり好きじゃないんじゃないですか？」
「そうかもな。だから今日もこれ買うか否かかなり悩んださ。まあこれとジェノブレイカーでゾイドラインナップは終わりだろうから、それぐらいなら付き合ってもいいかなと」
「なるほど」